クリスマスマーケット開催に伴う安全対策(注意喚起)

フランクフルト総領事館からのクリスマスマーケット開催に伴う安全対策の注意喚起です。(19年11月21日付)

〇テロ・大規模事件に対する心構え
〇スリ・置き引き等の犯罪に遭わないための対策

1.テロ・大規模事件に対する心構え
(1)今週以降,ドイツ各地でクリスマスマーケットが順次開催され,多くの市民や観光客の来場が見込まれますが,このような不特定多数の来客が集まる大規模なイベント会場では,テロ等の事件が発生する可能性があることを念頭に置き,万が一に備えた心構えを持つようお願いします。
(2)2016年12月,ベルリンのクリスマスマーケット会場では,大型トラックが突入し,12人が死亡,多数の重軽傷者を出す大規模なテロ事件が発生したほか,2018年12月,フランス・ストラスブールのクリスマスマーケット付近で,モロッコ系フランス人容疑者男性が通行人に向けて無差別に銃を乱射し,5人を死亡させる銃撃テロ事件が発生しました。当館管轄内では,2016年12月,ラインラント・プファルツ州ルートヴィッヒスハーフェン市のクリスマスマーケット会場付近の植込みに爆発物が仕掛けられたテロ未遂事件が発生し,当時12歳のイラク系ドイツ人少年が警察に逮捕されています。
(3)最近のテロ関連事件として,2019年3月22日,ラインマイン地域においてイスラム過激派の動機に基づくテロ攻撃を計画していた容疑により,11名が警察に逮捕されたほか、同年11月12日,ヘッセン州オッフェンバッハ市内において,イスラム過激派組織「イスラム国」(通称IS)を信奉するグループ3名が爆発物の原材料を入手し,テロ攻撃を計画していた容疑により逮捕され,主犯格のマケドニア系ドイツ人1名については勾留されていますが,トルコ人2名は既に釈放されています。また,当局よりテロとは認定されていませんが,同年10月8日,ヘッセン州リンブルク市内で,シリア人難民男性が走行中のトラックを強奪した上,自ら数百メートルを運転して信号待ちをしていた車8台に次々と衝突させた
殺人未遂事件が発生したほか,同年11月9日朝,フランクフルト市北部の大型家具店(IKEA)の前で,現金輸送中の男性輸送員が複数回銃撃され,現金が強奪される銃器使用の強盗事件が発生(被害者は重傷)し,容疑者は逃走中です。
(4)警察当局は,会場周辺に車両突入防止措置(ブロック塀,フェンス等)を設置し,武装した警察官を随時巡回させるなど,所要の警備措置を講じていますが,ニュース等を通じて最新のテロ・事件情報を確認の上,以下のとおり必要な対策を講じていただきますようお願いします。 
〇テロの被害に遭わないための対策
混雑する場所では常に周囲の状況に注意を払い,不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる。できるだけ滞在時間を短くする等,安全確保に十分注意を払う。また,いざという時に避難することができる経路をあらかじめ確認しておく。
〇万が一銃撃テロや爆弾テロの現場に遭遇した場合
爆発音・銃撃音等を聞いたら直ちにその場に伏せ(特に,頭部を保護),近くにある頑丈な物(建物,柱等)の陰に隠れる。周囲の安全を確認し低い姿勢を保ちながらできるだけ遠く(建物の外に危険が存在する場合は近くの建物の中へ,建物内に危険が存在する場合は建物の外へ)待避する。周囲がパニック状況になっても,できるだけ冷静さを保つよう努める。

2.スリ・置き引き等の犯罪に遭わないための対策
(1)クリスマスマーケット会場を始めとする,不特定多数の人が集まる会場では,一般的に,雑踏や人混みの中で,スリ・置き引き等の被害に遭いやすくなりますので,以下の点に留意して予防対策を講じるようお願いします。
〇パスポート,現金,クレジットカード等の貴重品は,チャックやボタンの付いた衣服の内ポケットに入れ,常に肌身離さず携行する。
○多額の現金を持ち歩かない。
○ショルダーバッグは身体の前で持つか,脇に挟んで所持する。 
○露店等で会計をする際,取り出した財布がひったくられる可能性があるため,できるだけ財布を人前では出さない(この場合,あらかじめ小銭等を用意しておく。)
○レストランでは,ハンドバッグをイスの背もたれに掛けない。また,常時目を離さない。
○「歩きスマホ」をしない。周囲に不審者や,不自然に近づいてくる者がいないか常に確認する。取り出したスマートフォンが不意にひったくられる被害が発生しているため,常に警戒を怠らない。
(2)見知らぬ人から「リュックサックにケチャップが付いている。」,「道を教えて欲しい。」等と声を掛けられたり,あるいは,目の前で急に小銭やキャンディーをばらまき,気を取られている隙に,いつの間にかバックが持ち去られていたり,コートから財布やパスポートがすられる等,スリ・置き引きの被害が発生しています。犯罪者は「犯行の標的」の隙をうかがっていますので,このような手口があることを認識し,貴重品から絶対に手を離さず,毅然とした態度で対応して下さい。
(3)最近の新聞報道によれば,例年,クリスマスマーケットの時期に「組織化された物乞い」が急増する傾向があり,警察当局や市秩序局等の関係機関が巡回を強化しているとのことです。過去には,フランクフルト中央駅の前で、邦人観光客が「物乞い」をする人に小銭を渡そうと財布を取り出した際,急に周囲にいた路上生活者とみられる人々に取り囲まれ,お金をせがまれて衣服を触られている隙に,いつの間にかポケットから財布が盗まれるスリ被害も発生しています。不特定多数の人が集まる場所では,不用意に財布や貴重品を取り出さないよう注意してください。
(4)万が一,盗難等の犯罪被害に遭った場合には,速やかに警察(110番,周囲の警察官,最寄りの警察署等)に届け出て下さい。キャッシュカード等を盗難・紛失した場合には,カード会社に連絡し,直ちに使用停止手続を行うことをお勧めします。

問合せ先】
在フランクフルト日本国総領事館
Generalkonsulat von Japan
MesseTurm 34.OG, Friedrich-Ebert-Anlage 49, 60327, Frankfurt am Main
代表電話: +49-(0)69-2385-730
領事部メール: konsular@fu.mofa.go.jp

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